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院長コラム

2018.02 いつ矯正歯科治療を始めたらよいのでしょうか?

矯正歯科治療の開始時期について、お話をします。

早期治療とは、3~4歳頃に今後の成長で機能的な問題が生じるおそれがある 場合です。
例えば、鼻炎などがあり、口で呼吸をしている、ポカンといつも口が開いている、舌が上と下の間に常にはさまって出ていたり、物がうまく飲み込めないなど、又、上の歯が下の歯の内側に入っていて反対に咬んでいたり、交叉して反対に咬んでいたりする場合などです。不正咬合の発現を予防するために治療をします。

次に乳歯と永久歯が混在してはえてくる5~7歳頃には不正咬合の原因となる要素を除き、顎の拡大などを始めます。 例えば、いつも口が開いていて舌が出ている場合、舌癖防止の訓練が必要となります。また、歯みがきの指導をして歯みがき名人になってもらいます。食事指導や、フッ素の活用など虫歯予防や歯周病予防も必要となります。
日常生活をしている時の姿勢(頬づえをついている、猫背など)や睡眠時の姿勢も顎の成長に影響します。
顎関節の成長などは目にはみえませんが、重要な成長が沢山あります。
又、遺伝も多くの場合、不正咬合の重要な要因となります。
この頃に余分に多い歯(過剰歯)、2本がくっついている歯(融合歯)、もぐっていて出てこられない歯(埋伏歯)などを発見することはとても重要です。

すべて永久歯になっている12歳頃には、ワイヤーやブラケット、バンドなどの装置をつけて、不正咬合の改善を本格的に開始します。
その際、抜歯をしなければならない場合もあります。

成人の永久歯列の矯正治療は、咬合の是正をし、顎変形がみられる場合、必要があれば外科矯正治療を行うことになります。
矯正治療の前後に虫歯や歯周病、顎関節症状などがあればその治療も必要となります。更に、矯正治療後、インプラントや、ブリッジなどの補綴歯科治療が必要になることもあります。

よく耳にする「もう少し様子をみましょう」は、いつまで待つのかわかりません。
矯正治療は始める年齢やタイミングが重要です。
まず、何か異常があるかどうかを、矯正歯科専門医に相談をされて、よい時期を逃さないようにしていただきたいと思います。



私が矯正歯科を学んだ頃

私の矯正歯科を学んだ頃の歴史をお話しします。
大学の歯学部を卒業してから矯正歯科学教室に入局し、Edgewise法(bull法)を学びました。
その後、Dr.Suehiroによるタイポドントコースを受講しました。
この頃より米国講師によるコースを受講し始めました。BSCに入会し、Dr.Rickettzeによりセファロ分析や、Dr.Guginoにより ZeroBaseの理論やフローチャートを学びました。
又、Dr.Slavichekには、顎運動について NoLunch(昼食抜き)で、1日中勉強させていただきました。
学生の頃より、顎関節に興味をもっておりましたので、Dr.Rothにめぐりあえ、TMJ,TMDをいろいろと学ぶことができました。

私の矯正歯科治療は、これらの偉大な先生方より学んだ全てのことが基礎となっており、日々、患者様皆様の協力を得て、快適な咬み合わせとなるよう、治療をしております。

ロス先生と
恩師の米国のドクターと